Creative Hub
田舎の贈与経済でクリエイターの卵を支えるギフトエコノミープラットフォーム

これまで弊社はアーティスト・個人事業主・クリエイター、それらの卵である大学生などに対して、空き家を活用した住宅支援や、事業開発支援プログラムの提供などを行ってきました。こうした若いクリエイティブ人材が既成概念に縛られずに活躍することが、人口減少の先にある日本社会の未来をつくると考えるからです。
しかし、今回の新型コロナウィルス感染拡大に伴う社会変化により、彼らは活躍機会が次々と奪われ、それどころか生活の安定すらままならない状況になってしまいました。例えば、海外での活動機会を失ったアーティスト。アルバイト先をなくし働きながら学ぶことができなくなった志の高い大学生。自分なりの課題意識を持って行動し、たとえ今はまだ卵でもこれから大きく羽ばたく可能性を秘めた若者たちが、そのチャンスを奪われ、「お金がない」という理由で孤立しています。

Creative Hubは、そうした都市部のクリエイターの卵たちを石巻に集め、使われていない地域資源を活用して彼らの生活を支えながら、彼らが作品制作や事業づくりに取り組める環境を提供する仕組みです。

Creative Hub
田舎の贈与経済でクリエイターの卵を支えるギフトエコノミープラットフォーム
Creative Hubの仕組み

1. まず、クリエイターの卵たちを募り、「アシュラム」と呼ぶ共同生活の場を提供します(巻組が運営するシェアハウス)。その家賃は最長3年間無償とします。アシュラムは地域の空き家などをリノベーションして活用します。
2. 同時に、食料、電子デバイス、家電、その他生活に使えそうなものを「ギフト」として寄付者より集め、ギフトバンクという倉庫に格納し、専用ウェブサイトにも公開します(地域の個人・企業から不用品の提供を想定)。ここに集まったものは、基礎的生活資材としてアシュラム入居者にマッチングし、彼らの最低限の生活を支えます。
3. アシュラム入居者は、生活の拠点と基礎的生活資材の提供を受けた代わりに、自分の制作物や労働力、その他自分が提供できるコトやモノを、お金以外の形で考えてギフトバンクに返します。
4.「ギフト」は食料や生活資材に限らず、例えば、おすそわけの代わりに地元農家の作業を手伝う機会などの情報も集めます。こうしてアシュラム入居者と地域住民とのコミュニケーションが生まれます。
5.アシュラム入居者は最長3年間、ギフトバンクを利用しながら、フリーランスや就職などネクストステージに向けた準備をします。巻組はその間、地域ネットワークへのマッチングを行うことで応援します。
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田舎の贈与経済でクリエイターの卵を支えるギフトエコノミープラットフォーム
「いらないモノ」と「使いたいヒト」が集まる倉庫をつくります!そこから生まれる新しい経済循環

Creative Hubの仕組みが地域に生まれることにより、「余っているモノ」と「使いたいヒト」がマッチングします。

この結果、
1.地域におけるクリエイティブリユースの普及
2.孤立している人、支えたい人、何か生み出したい人の新しいコミュニティが生まれます
3.使われていないモノが使われることにより、ギフトエコノミーやサーキュラエコノミーなど新しい切り口の地域経済の循環につながります
4.地域資源や廃棄資源を生かして新しい価値を生み出す「クリエイター」が地域に生まれます。
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田舎の贈与経済でクリエイターの卵を支えるギフトエコノミープラットフォーム
入居者募集!こんな人におすすめ

コロナ禍で活動に打ち込む機会を奪われた人々を応援!
1.海外派遣のプロジェクトに参加しようと思っていたがいけなくなった
2.コロナ禍で展示などの活動機会が奪われ仕事がない
3.起業やアート活動に興味があったが別の仕事をしていた
4.経済的な事情で大学を続けられない
5.廃材を活用して、ビジネスや制作に取り組んでみたい

*事情と今後のキャリアイメージのヒアリングの上、入居の受け入れ決定された方は、最大3年家賃を無償とし、「お金ではない形」でギフトをお返しいただきます。
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田舎の贈与経済でクリエイターの卵を支えるギフトエコノミープラットフォーム
生活資材の寄付募集

お手持ちのいらないもので、入居するクリエイターの生活につかえそうなものを寄付ください。

1.日持ちのする食料 (お米や缶詰、乾物など)
2.使っていない画材や廃材
3.使っていない、使わなくなる家電
4.使っていないデジタルデバイス(パソコン・プリンター・タブレット)
5.その他、いらないモノ/使えそうなモノ
6.廃材
7.空きスペース (空き地・空き家なども歓迎)
8.その他、つかえそうなものはなんでもOK
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田舎の贈与経済でクリエイターの卵を支えるギフトエコノミープラットフォーム
元祖コミュニティナース矢田明子さん、ETI C.押切真千亜さんと雲南にも展開!

アイディアを各所でお話していたところ、島根県雲南市を拠点に、全国でコミュニティナースの活動を展開する矢田明子さんがご賛同くださり、「早速、こちらでもやりたい」と仲間になってくださいました。雲南では文化的にも価値のある廃校を利用して雲南モデルを実践します。さらに、認定NPO法人ETIC.の押切真千亜さんは世界中から一時帰国となった青年海外協力隊員をローカルベンチャーの現場につなげたいと参加してくれます。
「恩送り」のギフトエコノミーの輪はすでに全国に広がりつつあります。
Creative Hub
田舎の贈与経済でクリエイターの卵を支えるギフトエコノミープラットフォーム
入居者が集まり始めています

Creative Hubの仕組みは、試験的に稼働しつつあり、アシュラム(利用者が共同生活するシェアハウス)にはすでに入居者がいます。
入居者の一人が、3月まで米国オレゴン州のPacific Northwest College of Art (PNCA)でペインティングの勉強をしていた福岡萌香さんです。彼女は、この春からも海外で勉強を続けたいと思っていたのにも関わらず、コロナに伴う社会情勢の変化のため、継続することが不可能となり、学ぶ場や居場所を失っていました。その後、石巻のアシュラムに入居し、地域の仕事に携わりながらオレゴンで培った感性を社会にどう活かすか模索中です。